| 安田武 |
やすだ たけし。上智大在学中の昭和18年、学徒出陣。戦後、戦争体験の継承を訴える。日本戦没学生記念会「わだつみ会」の再建につくして常任理事。思想の科学研究会にも属した。著作に「戦争体験」「芸と美の伝承」。生年は大正11年11月14日。没年は昭和61年10月15日。94歳。 |
| 矢田津世子 |
やた つせこ。小説家。東京の私立麹町高女卒。初め『罠を跳び越える少女』で文壇デビュー。左翼作家から芸術派に転身。『神楽坂』は芥川賞候補。肺結核で死亡。生年は明治40年6月19日。没年は昭和19年3月14日。38歳。 |
| 柳川春葉 |
やながわ しゅんよう。小説家、劇作家。尾崎紅葉のもとに弟子入りし、その補筆を得た『白すみれ』で地位を確立。紅葉門下の四天王と呼ばれ、家庭小説を多く残しました。代表作に『生さぬ仲』など。生年は1877年(明治10年)3月5日。没年は1918年(大正7年)1月9日。 |
| 柳田国男 |
やなぎだくにお。民俗学者。貴族院書記官長を退官後、朝日新聞社客員論説委員。国内を旅して民俗・伝承を調査、日本の民俗学の確立に尽力。著作に「遠野物語」「石神問答」「民間伝承論」「海上の道」など。生年は明治8年7月31日、没年は昭和37年8月8日。87歳。 |
| 柳家金語楼 |
やなぎや きんごろう。喜劇俳優、落語家、発明家。映画・舞台にも出演。6歳で豆落語家・金登喜として高座に上がり、二代目三遊亭金馬に入門、金語楼襲名後も自作自演の新作(筆名有崎勉)で活躍。新作落語は千以上。エノケン、ロッパと並ぶ三大喜劇人。本名は山下敬太郎。生年は明治34年2月28日。没年は昭和47年10月22日、71歳。 |
| 柳家三語楼 |
やなぎやさんごろう。横浜生まれで、セント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジ出身。噺家としては珍しく英語が堪能で、英語まじりのナンセンス噺で人気を集める。生年は1875年3月、没年は1938年6月29日。64歳。 |
| 山田順子 |
やまだじゅんこ。弁護士と離婚して上京。大正14年「流るゝまゝに」を出版。竹久夢二、徳田秋声、勝本清一郎とくらし、秋声の「元の枝へ」など一連の「順子もの」や「仮装人物」のモデルとして有名。生年は明治34年6月25日。没年は昭和36年8月27日、60歳。 |
| 山田美妙 |
やまだびみょう。小説家。1885年、大学予備門 (のちの第一高等学校、現・東大教養学部) 在学中、尾崎紅葉らと硯友社を組織。『武蔵野』など短編集『夏木立』(1888年) で、二葉亭四迷とともに言文一致体の先駆者に。「日本大辞書」「大辞典」を編集。生年は慶応4年7月8日。没年は明治43年10月24日、43歳。 |
| 山野一郎 |
やまのいちろう。無声映画の弁士。徳川夢声らとナヤマシ会を結成。のち6代一竜斎貞山に入門し、貞寿の名で文芸講談に。戦後は漫談で活躍。生年は明治32年12月15日。没年は昭和33年12月18日。59歳。 |
| 山本実彦 |
やまもとさねひこ。出版経営者、政治家。大正4年、東京毎日新聞社主に就任。8年、改造社を創立、雑誌『改造』を創刊。昭和初期に1冊1円の予約全集『現代日本文学全集』で、円本ブームの先駆者に。昭和5年衆院議員に当選。戦後、改造社を再興するが、22年、公職追放。生年は明治18年1月5日。没年は昭和27年7月1日。67歳。 |