| 三浦しをん |
みうらしをん。小説家。早大卒。父は国文学者の三浦佑之千葉大教授。「格闘する者に○(まる)」でデビュー。「まほろ駅前多田便利軒」で直木賞受賞。「舟を編む」で本屋大賞。就職活動や少年少女の心理を題材にした作品で若い読者の支持を得る。生年は昭和51年9月23日。 |
| 三上於菟吉 |
みかみ おときち。大正4年「春光の下に」を、5年「悪魔の恋」、以後「日輪」「炎の空」「白鬼」「黒髪」「雪之丞変化」などを発表し、大衆文学の中心人物に。活躍期には「日本のバルザック」とも。大正5年頃より長谷川時雨と同棲し、昭和3年、時雨を助けて「女人芸術」を創刊。生年は明治24(1891)年2月4日。没年は昭和19(1944)年2月7日。53歳。 |
| 三木露風 |
みきろふう。詩人。早大・慶大中退。相馬御風、野口雨情らと早稲田詩社を結成。北原白秋とともに白露時代と呼ばれた。象徴詩から宗教詩に。童謡『赤とんぼ』を作詞。生年は明治22年6月23日。没年は昭和39年12月29日。75歳。 |
| 三島由紀夫 |
みしまゆきお。小説家。昭和22年、東大を卒業後、大蔵省に勤務。23年退職。24年「仮面の告白」、また「潮騒」「金閣寺」「十日の菊」「豊饒の海」などで活躍。43年、楯の会を結成。45年11月25日、会員4人と自衛隊市ケ谷駐屯地に突入。自衛隊の決起を呼びかけたが、同日、割腹自決。生年は大正14年1月14日、没年は昭和45年11月25日。45歳。 |
| 水上勉 |
みずかみつとむ。小説家。立命館大学文学部中退。戦後、宇野浩二に師事。昭和36年「雁の寺」で直木賞。社会派推理小説「霧と影」で流行作家に。生年は大正8年3月8日、没年は平成16年9月8日。85歳。 |
| 水谷竹紫 |
みずたに ちくし。劇作家、演出家。生年は明治15年10月8日。没年は昭和10年9月14日。新聞記者をへて、大正2年、島村抱月の芸術座に参加。13年芸術座を再興し、経営と演出にあたります。義妹の初代水谷八重子を名女優にそだてました。54歳。 |
| 水谷八重子 |
みずたに やえこ。女優。芸術座で新劇の子役として出発。新派に参加、花柳章太郎亡きあと同劇団を支え、演劇界を代表する女優の一人。生年は明治38年8月1日東京生まれ。没年は昭和54年10月1日。74歳。 |
| 水野仙子 |
みずのせんこ。須賀川裁縫女学校在学中から投稿を続け、明治42年「文章世界」に発表した短編「徒労」が田山花袋にみとめられ福島から上京、指導をうける。44年歌人川浪磐根と結婚、同年「青鞜」同人に。作品集に「水野仙子集」(装丁は岸田劉生)。生年は明治21年12月3日。没年は大正8年5月31日。結核のため32歳で死亡。 |
| 水野正雄 |
みずのまさお。郷土史研究家。「まちの案内人」。家業は「神楽坂 京屋」。洗い張りを行い、これは「着物を水洗いし、針の付いた竹ひごや張り板にピンと張り、シワを伸ばして乾燥すること」。住所は白銀町。生年は大正8年9月19日。 |
| 水守亀之助 |
みずもりかめのすけ。大阪の医専を中退して、1907年、田山花袋に入門。1919年、中村武羅夫の紹介で新潮社に入社し、『新潮』編集部に。編集者の傍ら、『末路』『帰れる父』などを発表。中村武羅夫や加藤武雄と共に新潮三羽烏と。生年は1886年6月22日。没年は1958年12月15日。72歳。 |
| 水上滝太郎 |
みなかみたきたろう。小説家、評論家、劇作家。1912年慶應義塾大学卒業。父は明治生命保険相互会社の創立者。10年、『明星』派の歌人として出発。永井荷風の主宰する『三田文学』に『山の手の子』 (1911) を書いて小説に転じ、久保田万太郎とともに三田派の新進作家として認知。生年は1887年12月6日。没年は1940年3月23日。54歳。 |
| 宮城道雄 |
みやぎみちお。生田流箏曲家、作曲家。1915年宮城に改姓。7歳の頃失明。2・3世中島検校に師事し、11歳で免許皆伝。13歳から朝鮮に在住して箏曲を教授。1909年処女作『水の変態』を作曲。生年は明治27年4月7日。没年は昭和31年6月25日。東海道線の列車から転落死。62歳。 |
| 宮嶋資夫 |
みやじますけお。小説家。小学校を卒業後、種々の職業を転々とし、アナーキズムに接近、絶望的状況を鉱山労働者に託して描いた『坑夫』 (1916) で労働文学の先駆者に。やがて思想的悩みで、仏門に。生年は明治19年8月1日、没年は昭和26年2月19日。64歳。 |
| 宮本百合子 |
みやもとゆりこ。小説家。共産党中央委員の宮本顕治の妻。昭和2年、ソ連に留学。『貧しき人々の群』で文壇に。戦闘的プロレタリア作家として活躍。弾圧下で執筆活動をつづけ、非転向をつらぬく。旧姓は中条。生年は明治32年2月13日、没年は昭和26年1月21日。51歳。 |
| 三好十郎 |
みよしじゅうろう。昭和初期から終戦後の復興期にかけて活動した小説家、劇作家。1924年、吉江喬松教授の推薦で『早稲田文学』に詩を発表。プロレタリア劇の作家として活動。その後、左翼的な活動に疑問を覚えたとして離脱。生年は明治35年4月21日。没年は1958年12月16日。56歳。 |